当日まではあっという間だった。 皆の顔を見ながら色々なことを思っていた みんなそれぞれの道を歩いている。 隅田は相変わらず曲を作っているし伊澄も相変わらず保健医をしている 上の子は今小学生で相変わらずおませなところは変わっていない。 下の子は幼稚園に行き始めて毎日楽しくやっているようだ 望月は今は俳優業が主となり朝陽さんの再来なんて言われている 宮部は若くして出世街道まっしぐらなのに本人はそんな欲もなく正義そのものを全うしている 稀城は誰よりも優れた歌手というところは相変わらずで間近に世界ツアーも控えている なずは元々得意だったお菓子作りを活かしカフェを開いた。最近では雑誌にテレビに引っ張りだこだ カイも相変わらずあのカフェを経営している。客も増え店舗が拡大している それぞれの店でコンセプトも違うため年齢問わず人気の店だ。 十夜さんは医師として忙しくしているようだ。お陰で新婚にも関わらずなかなか自宅に帰れないと嘆いている それぞれがそれぞれの道をそれぞれの思いを持ち、歩く。 出会っていいことも悪いこともあった。 でも全てが今に、これからに繋がっているのかと思うと感慨深い 皆への思いも込めこのショーを開催する。 さぁ…幕が上がる。光の中へ進もう。 fin.