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まるで飢えた狼

鞄に着替えとか詰め込んだジャスティンの背中を押して大介と一緒に放り出し、やっと創と二人になれて。 リビングのソファでにこりと微笑む創に駆け寄ると、そのままそこに押し倒した。 「わっ、継っ!」 「ずっと我慢した。偉い?」 「ふふ、いい子いい子」 制服からネクタイをしゅるりと引き抜いて投げ捨てるオレの頭を撫でてくれた。創がシャツのボタンを外してくれるから、オレは創の制服を脱がしにかかる。 たくさんあるボタンがじれったくて、半分くらい外したところで胸元に吸い付いた。点々と紅い印を残しながら、ぷっくりと膨れる乳首に舌を這わせる。 「ふっ、んん…ッ」 「創、今日はいっぱい啼いて?」 やっと外れたボタン。シャツの前を開いて創の脇腹を擽るように撫でると、ぴくりと体が震える。 頬を包まれて上を向かされる。 「けえ、キス、して…」 「ん、口開けて舌出して」 言われた通りにおずおずと口を開いて赤い舌先を覗かせる。それを唇でそっと挟んで軽く歯を立てた。 裏側をゆっくりとなぞりながら創の口内に侵入する。溢れてくる唾液を掬い取って舌を絡めて、じゅる、と音を出して吸い上げた。 逃げる舌を追い掛け回して、絡めて、吐息を奪って。 創の全部を食べ尽くしたい。

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