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ちょっとの休憩

【創side】 おれの中に継の熱いものが出てきて、全部を受け止める。 全てをおれにくれたんだと思うと嬉しくて、でも体外に排出されてしまうと思えば寂しくて。 隙間から零れ落ちてしまわないように、つい力を入れてしまう。 「ちょ、締めんなって」 「だって…」 まだ荒い息の継が見上げてくる。こういう時の継は、いつもと違ってかっこいい。 引き締まった腕に閉じ込められると、おれは継のものなんだと実感できる。 一気に脱力感に襲われて継にもたれてしまったけれど、そんなおれを継は支えてくれた。 「っ、創、可愛い」 「…なか、あつい」 まだドクドクと継が脈打ってるのがわかる。 いつまでも、こうして繋がったままがいい。 その間は、継はおれだけのものだから。 「あのね、継」 「んー?」 一つになったまま、おれは胸につかえる黒い気持ちを吐き出した。 「継が他の人と仲良くしたり、誰かが継に触るのがイヤなんだ」 「…創、それ、妬いてるってイミで?」 肯定の意をこめて、触れるだけのキスをする。 痛いくらいにぎゅーっと抱きしめられて、中にいる継がまた大きくなったのがわかった。 「…マジ可愛い。なんだそれ」 「ん、継…」 顔を上げて嬉しそうに笑う継が、頬に手を添えてきた。 「オレも同じ。創をこのまま閉じ込めて、誰にも見せたくない」 「継…」 「創は、オレのなの。オッケー?」 こくりと頷くと、深いキスで吐息すらも奪われた。

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