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逆上せ
【継side】
創が何度目かの絶頂を迎えた時、さすがにやり過ぎたかと思って顔を覗き込んだ。
真っ赤な顔で、可愛くて可愛くて可愛くて(エンドレス)
いや、待てよオレ。
創、逆上せてねえか?
慌てて創の中から引き抜いて、中に出したものを掻き出す。
うん、大量だな。
じゃなくて、それだけ創に無理させたって事。
「悪い、大丈夫…じゃないよな?」
白く固まりかけているお互いの欲を温めのシャワーで綺麗に洗い流して、そっと抱き締めた。
大丈夫、と苦笑しながら、創が背中に手を添えてくれる。
「でも…歩けない、から、抱っこしてね?」
「おう、とーぜん」
嬉しそうに笑うと、そのまま瞳を閉じた。
創の体の力が抜けたのを感じると、規則正しい呼吸が聞こえてくる。
オレに抱かれたまんま寝るとか、なんかすげえ嬉しくて、今さっき何回もヤったばっかなのに、また正直者なオレはむくむくと頭を擡げてきた。
「はあ…オレどんだけ創好きなんだよ」
幸せなため息を零して、創の体をしっかりと抱き締めた。
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