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第4話

てる。 「お前らがいるから朝から女達がうるさいんだ、早く黙らせろ」 そう言って俺たちの方ではなく女の子達を睨むと女の子達は走って逃げて行った。 真琴は口調が荒いせいか女の子から怖がられているまぁ、見た目はいいから裏ではちょーモテている 「そんな言い方ダメですよ!真琴先輩」 と、楓舞が注意をすると''うるせー''とだけ言って下駄箱に向かって行った。 「そんなに起こってたら楓舞に嫌われちゃうぞ、まーこーちゃん」 「誰がまこちゃんだ殴るぞ」 「いったー、もう殴ってんじゃん!!」 真琴をいじるのも昔からの日課だな。楓舞のことになるとほんとキレやすい。 「「あのー先輩達もうそろそろ急がないと遅刻しますけど」」 時計を見ると遅刻五分前 「「え、やば?!」」 ''じゃあまた''と俺たちはそれぞれの教室に急いで入っていった。

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