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第5話

何で伝えられないんだろう。先生が好きだって。でも分かってる、俺なんか不釣り合いだって年のさなんて乗り越えられないんだって。 同世代の女の人と付き合って結婚しちゃうんだろうな。でも、こんな思いするんなら好きにならなければ良かった。後悔するんだったらずっと蓋をすればいいんだ。普通に女子を好きになればいいんだ。 「隼人。お前に伝えたい事があるんだ。」 「先生。何ですか?ここじゃダメですよね。」 「そうだな。来てくれるか?」 「良いですよ。先生。」 今こそ伝えよう。好きだって、付き合ってってそんなことまでにもドキドキして。君を好きになって良かったよ。 「じゃあ伝える。好きだ。お前がとてつもなく好き。愛してるよ。不器用な俺だけど付き合ってくれないか?」 「嬉しいです。俺も好きです。先生。」

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