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第1話  陽が好きな人

僕が好きになった人。それは同じ性別で同じ職場で職業が一緒の本郷要先生だ。 要先生は、40歳なのに可愛いところがある。 例えば疲れるときによだれが垂れてしまって拭いてる所とか、何もないところで転んでいる所とか数えきれないほどあって、とても愛らしい。僕の歳は25歳。だから歳の差が15も離れていることになってしまうけど、好きになってしまったたから仕方がない。 本当は好きだって伝えたいし出来ることならハグだってしたい。毎日ドキドキしっぱなしだ。 考えてるうちに要先生が来てしまった。 「陽先生。おはようございます。」 「おっ…おはようございます。」 「大丈夫ですか?」 「平気です。喉に詰まらせてしまって。」 「気を付けてくださいね。」 「はい!ありがとうございます。」 朝から本当に癒される。本当にあの優しさに包み込まれたい位に好きなんだって気づけて良かったと思うけどいくら思っていてもきっと片想いのままだ。

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