6 / 1053

第1話の6

 仕事のパートナー状態が変化してしまえば、プライベートも変化してしまうのでは…という不安もあって… それでもっと諒を求めてしまうのだろう…  麻也はそこからは無言で、諒の背に両腕を回して諒を抱き寄せた。  シャツをはだけた胸を撫でられながら、耳にキスされる。  それから諒の手は南下して、麻也のパンツのボタンをはずし、ジッパーを下ろすと、中に手を突っ込み… 「…あ…諒…そんないきなり…」 自分の声に喜色が混じっていたことに諒は喜び、 「…ホントに麻也さんたら、こんなに欲しがってくれて…」 と、優しく握り締められる。すかさず麻也も諒の耳元で、 「…早く…中に入ってきて…」 (ちょっとサービスしすぎかな…) そう麻也は心配になったが、諒は特に不審がる様子もなく、笑顔のまま急いで麻也を一糸まとわぬ姿にすると、 自分も服を脱ぎ捨て、また麻也に重なってきた…

ともだちにシェアしよう!