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第17話※
「あっ、らめぇぇー」
後孔の奥を貫かれて感じていた。
「涼、皆お前を見ているぞ。喜べ」
「らめぇぇー、見ないれー」
呂律が回っていないが理性
は少しあった。
「涼、お前は我のものになるな。
国を捨てられるな」
「いやぁぁ、ならないぃぃ――
捨てられないよぉぉ――」
涼が反抗すると、根元をきつく
握った。
「いや、なんれ、いかせてくれ
ないのぉぉ――」
「お前が国を捨てて、我のもの
になると言わないといかせない」
そういうとレイはまた激しく動き
始めた。
「我のものになるな」
「なる、なるからぁぁ――
国も捨てるからぁぁ――」
自分の手の中に落ちた青年を
嬉しそうに見ていた。
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