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続・ひつじがいっぴき。 ①
僕は中山 海里 。
人ごみが苦手。ついでに他人とコミュニケーションをとるのも苦手な典型的な引っ込み思案の高校2年生です。
そんな僕にも恋人ができました。
名前は、井上 新 。
大学生な彼は優しくて親切で、その上、背も高くて、ものすごくカッコいい人です。
それで今、僕にはもったいない恋人、新さんの家に遊びに来てます。
彼は一人暮らしだそうで、週末はこうして僕を家に泊めてくれるのが日課になってます。
時間は夜10時前。
先にお風呂に入らせてもらった僕の次。今は新さんが入浴中。
そんな中、僕は新さんのベッドの上でひとり頭を抱えてうずくまっている。
新さんとはひとつのベッドで一緒に寝ているんだけれど、最近、ちょっと不安なことがある。
――恋人同士だったら夜を一緒に過ごすのって、すごく特別なものでしょう?
イチャイチャはもちろんだけど......その......セ、セックス......とか?
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