「まだッも、少し…待って！」 滴る雫を拭って、コウジの根元を絞り、抑制する。 「ッ!…あ、や、しゅんッ」 びくんと身体を震わせ悶えるコウジ… 「んッ、凄い、締まる…っ吸い付いてくる感じッ…マジ、ヤバイっ」 きゅうきゅう締め付けられ… なんとも言えない快感が駆け巡り…そう口走る瞬助… 「んッ、ァ、はぁッ…ぁ、ァっ」 「ァ…くるくる、お前も…ッ」 激しく腰を振り、打ち付けるほど強く揺さぶって、ついに絶頂を迎える瞬助。 コウジの前に再び触れ、扱いて最後の追い込みをかける… 「んンッ、ァ、もッ…イク！」 コウジも前を扱かれ、ナカを絶え間無く突かれ堪らず、声と共に白液を舞い散らす… 「ン…ァ、出るッ！」 射精とともにキュッと、よりいっそう締め付けてくるコウジに、瞬助もついに達して、気持ちのいいそのナカへ、熱い想いを解き放つ… ビュッビュッと勢いよく弾けた感覚をリアルに受け取って… コウジも余韻に浸りながら身震いする。 熱い吐息を収めつつ… そっと口付けを降らす瞬助… 「はぁ…お前最高、…愛してるコウジ！」 「しゅんすけ…」 コウジも上がった息を整えながら… 未だに抜かない瞬助を気にしつつ…名前を呼ぶ。 「ん？」 「さっきの…出来なくても、満足してる？」 「まだ気にしてんのか…」 「だって、…しゅんは、エッチのとき、いつもしてもらうのが当たり前だったの？」 「…そういう質問は、お前…また気にするから答えない」 「……」 「じゃ、仮りにフェラ当たり前って言ったらお前、してくれるようになるのか？」 「そ、れは…無理だけど…」 「だろ、だからそんな話してもイミなし！お前がしたくなったらでいいって…」 「ん…」 そう言われても、瞬助の願いを叶えれなかったことを気にしてしまう。