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第1話 俺の気持ちに気づいてくれないか?
ここは、あるところにある世界、聖リヴァエーヌ国。
聖リヴァエーヌ国では、天使、悪魔、妖怪、魔族など沢山の種族達から成り立っている。
この話はそんな聖リヴァエール国で繰り広げられる俺様吸血鬼とノンケ吸血鬼の話。
~聖リヴァエール国~
いつも平和で、魔族達や妖怪が暴れない限り平和な国。
でもそんな国のなかでも一際目立つ吸血鬼がいるのでした。
「よぉっ。アオイ元気か?」
「何でいつもレルクさんは、俺に構うんですか?」
「それはな、俺がお前の事を抱きたいくらいに好きだからだよ。」
「抱く…なんて何言ってるんですか?僕男ですよ?」
「しょうがねぇだろ?。好きになっちゃったんだから。」
「そんな恥ずかしいこと言わないでくださいよ。冗談でしょ?」
「冗談じゃないけどな。いつになったら俺の気持ちに気づいてくれるんだ?」
「何回も言いますけど、僕男だし、ノンケですから。」
こういう風に毎日のように、レルクと、アオイは言い争っている。
ーレルクー
こんなにも思っているのに、あいつは振り向いてくれ無いことも分かっているけど、僅かな期待をしてしまう。
アオイがもしかしたら、好きなんじゃないかって。でもこんなしつこいんじゃ嫌いになってるかもしれない。
少しでもこの思いに気づいて欲しい。
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