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※長谷川という男→sideH

普通に、興味本位だった。 見たいかという日高の冗談じみた言葉に乗ってしまったのは。 男にしては綺麗すぎる整った顔をした、そいつは、金がないのを理由にしていたが、本当は違うんだなと本能的にさとった。 自分の自慢のモノを見せびらかしたい欲求。そして、サディスティックな裏昏い気持ちが垣間見えて、見たいと思ってしまった。 長谷川は、この界隈では知らない者がいないくらいに有名な不良で、進学校であるこの高校にいること自体が不思議だった。 そんな暴力沙汰ばかり起こしているヤンキーの長谷川が、男に抱かれているなんて、信じられなかった。 目つきは悪く不穏すぎる空気を身に纏っていて、近づきがたい感じで、席は近かったがら遠巻きにしか接したことはなかった。 そんな男に、学年トップの成績でイケメン日高が幼馴染でいつも一緒にいるのも不思議だった。友達は少ないのか日高以外は、たまに隣のクラスの空手部主将の男がよく一緒にいるくらいだ。 研ぎ澄まされたような顔は日高ほどではないが整い、鍛えられてフィジカルに恵まれた体も、スポーツ選手としては羨ましいほど スポーツをやればなんでもこなせるに違いない。 体育はサボりばっかりなので、まったく想像だけだが。 俺らの目の前ですっぱり全裸になった長谷川はベッドの上に乗り、立派な股間をさらして脚を開いて自分の方をやや恥ずかしそうな表情で見ている。 …………ギャップ高いな。流石に。 乳首にはキラキラと両方ピアスがあいていて、曝け出されたアナルも男をくわえているというのがわかるように、既に隙間を覗かせている。 日高は俺に振り返り、ふと笑って自慢げな表情を浮かべる。 「すごく、可愛いだろ?」 頭を優しい手つきでなでながら、ペニスの穴に押し込んだプジーを残酷な手つきでぬちぬちと抜きさしを繰り返す。 「ーーッ、あ、ハァ、ッハァ……ッンんっ、い、ッひあああっ」 精悍な表情は消えて、痛みにすら感じ入っているのか声をあげるたびに、アナルをびくつかせて男を求めるように腰を突き出す。 「そうだね。長谷川は元々マゾなの?」 「まさか。天性の王様気質だからね。少しづつ調教してるんだ。東山のことも利用しちゃった」 くすくすとタチの悪い笑いを浮かべる日高はサディストだろう。 「トール、アナがヒクヒクしちゃってるね。東山もびっくりしてるよ。トールがこんなにやらしく男を欲しがってるから」 言葉どおりにヒクヒクと開閉するアナルに指を押し当てて、円を描くように周りをなぞる。 「……ッハァ、ハァ、ほ、ほしい、ほしい……ッ、ヤス、ほし、い」 熱っぽい擦れた低い声で、うかされたように訴える。 しなやかな筋肉が捩れ、切なそうに脚を更に拡げ始める。 「トール、もう穴がぱっくり開いちゃってるね。じゃあ、大好きなおちんちん入れる準備しようね。東山にも手伝ってもらおうか?」 微笑みながら、長谷川の顔を覗きこむ。 「……ッ、はっ、あ、や、ヤダ……ッヤ……ッだ」 長谷川はごねるように首を振る。 「ちゃんと準備しないと、入れてあげないよ。欲しかったら、東山に準備してって、お願いして」 冷たく響く声でそう告げると、俺にスポイト状のローションパックを手渡す。 「ちゃんとイイコにお願いできたら、お尻にコレを入れてあげて」 「…………トール、ちゃんとお願いするんだよ。東山に、おちんちんがほしいから、おまんこにする準備してくださいって。3本入れてもらったら、まずは指を入れてあげる」 男のプライドもなにもかも奪うセリフに俺は戦慄する。 欲情しきった、切なそうな長谷川の顔がゆがむ。 「……ッ……う、おち、んちん、ほしいから……おれの、しりを…………ッ、おまんこにする……じゅんび……して」 目尻からつううと涙が零れてくる。 屈辱的なセリフを口にしたというのに、長谷川の体は震えて淫らな目を向けられる。 「……いいよ。おまんこにされてえのな。長谷川はやらしいな」 ローションパックの口を切って、誘うように開いた隙間にゆっくりと中の粘液を注ぎこんだ。 「……ッハァ、いい、…………おま、んこに、さ……れる……ッ」

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