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第168話
ソファに座り直し、三条を膝に乗せ泣き止むのを待つ。
ポンポンと背中を叩けばしゃくりあげる声も落ち着いてきた。
小さく頬擦りをするのが小さな子供みたいでたまらなく可愛い。
じっと自分を見詰めたかと思えばふらふらと膝の上から降り足元に座り込んだ。
三条の目はあの色を濃くし、自分をしっかりと見据えている。
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