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第27話※
アキラは再び瞳を覗き込み…
「今日はお前誕生日だから好きにしていいよ」
全て許す言葉を囁く。
大好きな人にそんなことを囁かれたら…
「っ…」
可愛すぎて言葉が出ない。
「みずき?」
「鼻血でそうだ…」
紅くなる顔を隠しながら呟いてしまう。
「ははっ、お前BOUS出身のくせに変わってるな、おもしろー」
みずきの反応が面白くてついついからかいたくなるアキラ。くすくす笑う。
その笑顔も可愛くて、ドキドキが止まらない。
「アキラ、愛してる」
「ありがと…」
優しく囁き、返事を受け取ってアキラの可愛い唇にキスを落とす。
そのまま立ち上がり、持っている洗身スポンジでアキラの身体を洗っていく。
石けんでお互い泡がつき、滑りやすくなった身体に指を這わせていくみずき。
「ん…、ハァ、みずき」
抱き合うカタチで、口付けを続けながら、泡を伸ばしアキラの身体を洗うように触れていく…
「流すよ?」
「ん、」
シャワーでお互いの身体を流していくみずき。
深緑の綺麗な瞳が重なり…
「大丈夫か?」
「ふ、うん…お前、聞きすぎ」
動作を丁寧に聞いてくるみずきがなんとなく可笑しくて笑ってしまう。
「そ、そうか?」
「BOUSのヤツらでそんな丁寧なヤツいないからな、ホントお前は変わってる」
しみじみ言うアキラ。
「…撮影は、書かれている通りにするだけ、けれど今は台本がないから…」
アキラに嫌な思いをさせたくないから、都度都度伺ってしまう。
「ふ、台本なんかいらないだろ?」
そう瞳を重ね囁き、みずきに縋り付くように腕を回し口づけを求める。
「ん、アキラ…」
それに応えて、優しく唇を重ね…名前を呼ぶ。
「したいようにすれば…いいだけ」
アキラは囁いて、不意に腰を落として、気持ちを帯びたみずきの中心にしゃぶりつく。
「っ、アキラ…」
その行動に驚くが、最上級の奉仕の快感に流されていく…
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