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ギリギリのクリスマス
必要最低限の物しかない質素な部屋に、似合わないクリスマスツリー。
一緒に過ごす約束に浮かれて買ってきてしまったが、時刻は23時を回っている。
連絡くらいくれてもいいのにと溜息を吐いていると、勢いよくドアが開いた。
「遅くなった」
汗を流し息を切らしている姿に、怒る事もできなかった。
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聖夜をテーマにしたわらびさんの企画用に書いたSS二本のうちの一本です。
私らしさが見当たらないかもとボツりました。
一応「隣のお節介」の二人をイメージして書きました。
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