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朝陽 30

温かい舌が僕の涙の筋を辿ってゆく。頬から目尻に向かって動くその感触と、間近で見る官能的な表情に一気に血が沸いた 両手首を掴み畳に強く押し付ければ、先ほど合わせた衿元が開いて肌理の細かい肌が露わになる 何人の男にこの躰を見せてきたのだろうか? それは、僕の知らない恵果さんだけれど

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