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三回目にもなるとあれは完全に俺タイプだよな…とフロントの白石に目を向ける。
またしてもホテルで一緒になり、俺はすかさず隠れた。
隣にはまたしても違う女。
なかなかやるな…
いや、感心してる場合じゃなくて。
まぁ、俺も同じようなことしてる立場だから何も言えねぇんだけど。
そう考えながら油断していた俺はこちらに向かってくる白石に気付かず鉢合わせしてしまった。
『平岡さん!?』
『お、おう。』
なんだか気まずい雰囲気に愛想笑いの俺達。
『じゃ…じゃぁ。』
それだけ言って俺は逃げるようにその場を離れた。
明日職場で会うの気まずいな…なんて。
いい大人だし、まぁそんな話になんねぇか。
俺はそう思いその日も女を抱いた。
次の日はお互い何も言わず仕事に励んだ。
やはり大人なのかその辺はお互いきっちりしている。
というか、ただ昨日の話になると気まずくなるのはわかっているのでお互い避けていた…という感じだろうか?
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