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No. 14 UDN〜衆目にさらされ僕は
僕の中で遊ぶ男の指が
少しずつソコに液体を注いではかき混ぜ、ネットリとした感触を楽しむ
堪え性のない体を両手でこねられれば、期待が膨らんだ
……来る
なめらかなかかとが僕の白い体に乗った
足裏から愛が染みる
土踏まずの曲面にたまらなく興奮した
ココもアソコもお構い無しに踏みつけられて
あぁ、止められない。コシが……出る
けれどこれは仕込みに過ぎず
誰とも知らぬ男に僕は喰われるのだ。
行きずりの男の前にこの身を差し出され、好き放題むさぼられる。
それでいいと思っていた。
柔らかなワカメをかき分けるようにして、ツユに濡れそぼった僕自身をつままれ、口に含まれる。
そうなるのだと思っていた。
「もっとたっぷりかけるか」
なのになぜ僕はいま、全身白濁液にまみれにされているのか。
あ……!
あの人に大きく開かれた僕の中央に、されるがままのキミがその身をうずめ、恥ずかしそうにふるふると揺れた。
まさか……!
僕は開かれた穴にキミを収めたまま、客の前に引き出されてしまう。
「ほう……これは」
身なりの良い客の男はちろりと唇を舐めて、僕たちの写真を撮り始めた。
「濃厚に仕上げてます」
僕を仕込んだあの人は、このあられもない姿が拡散されてしまうことを喜んでいるようだった。
客が僕の上に乗るキミの中央に固いアレを突き立てた。
堪え性のないキミはすぐに液を漏らし、客はキミごと僕の中をかき混ぜる。
クチュ……なんとも破廉恥な音が立った。
すっかりとろけたキミと混ざり合う白濁液まみれの僕の体は湯気が立つほど熱い。
クチュ…クチュ……混ざり合って一つになって……。
客がとうとう僕自身に口をつけた。
ふしだらだと思われるかもしれない。
けれどズルズルと恥ずかしい音を立て貪られたいと夢見ていたんだ。
なのに白濁にまみれた僕は、静かに口内に運ばれていく。
それでも僕は初めての行為に、つい白い液を飛ばし客の口元を濡らしてしまった。
「ん……うまい」
ああ……どんな恥ずかしい姿にされようと、この一言で満たされてしまう。
「濃厚で本格的だ。まさかここまでだとは思わなかったよ」
「ありがとうございます」
客とあの人が視線を交わし笑い合った。
やっぱり僕は、あの人にならどうされたって幸せなんだ。
キミと牛乳とパルメザンチーズとベーコンとオリーブオイル……。
『彼もイチコロ……』そんなレシピをもとにアレンジされた、僕の名前は濃厚カルボナーラうどん。
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