16 / 31

恋人は今日も変態です。2(※)

「取ってほしかったら、これ」 「んん…ふっ…」 「ッ!」 『舐めて』と命令する前に、美里の方からそこにかぶりついてくる。 ジュルジュルと吸われ、舐め回し、軽く歯を立てる。 あまりにも熱心に舐め吸いするその姿に目眩がするようだ。 「んっ、は…佐伯ぃ…佐伯のチンチン、もっと…」 ペロペロと先端を舐めながら見上げてくるその頭を鷲掴み、一気にぺニスを突っ込む。 「ングッ!」と一瞬苦しそうな声を上げるが、逃げようとする素振りは見せない。 そのままガツガツと腰を振れば、棹が歯に擦れ堪らなく気持ちいい。 喉奥に先端を押し付けグリッと回す。 そうすれば心得たかのように絶妙な強さで噛み、次いで舌を這わされた。 「くっ…!出、る…!」 「ん、んーー…!」 ビュクビュクと吐き出される欲望。 それを当然のように受け止め、喉を鳴らしながら飲み込む。 「あ、は…おかえり、、、ンアッ!」 チュッとぺニスの先端にキスをしたかと思うと、また仰け反って悶え出す姿が可愛すぎる。 あ、そういえば取ってあげる約束だった。 「美里、腰上げて?」 視線を合わせつつ優しく囁けばガクガクと震えながら腰を上げる。 パンツをずり下ろし、尻穴から伸びたコードに指を掛けた。 「しっかり楽しめた?」 「…………」 返事をしようとしないのが面白い。 今、めっちゃ悪い笑みを浮かべてるんだろうなぁ。俺。 ゆっくりと濡れたパンツを持ち上げユラユラと揺らして見せる。 途端に真っ赤になり視線を反らす美里が可愛い。 「お漏らししちゃうほど気持ち良かったんだよね?」 「な、性格わりぃ、ん!」 涎まみれになった唇に噛みつく。 「ん、んーーー!」 荒々しく舌を差し込みながら、コードを一気に引き抜いた。 ヴーー… 床に落ちた小さなローターが振動を続ける。 グチュグチュと口の中を犯せば同じように絡み付いてくる舌。 自分の放った精液の臭いに眉を寄せるが、それすらも今の俺には興奮材料でしかない。 Tシャツの裾を捲り上げ鍛えられた胸筋を撫で回し、主張する小さな乳首をキュッと摘まんでみる。 「んひっ!」 敏感になりすぎているのか、それだけの刺激で美里は過剰に反応を見せた。 「くっそ可愛い。ね、このままヤる?それともお風呂でヤる?」 「っ、ヤること前提かよ…」 視線を合わせたまま問う。 目尻に浮かんだ涙が綺麗だ。 舌でその涙を拭う。 どこか甘く感じるあたり、重症かもしれない。 「ヤらないの?ここに俺の…欲しくない?グッチュグチュに掻き回して、嫌ってほど苛められたくない?」 さっきまでローターが犯していたそこを指でなぞる。 指の腹に吸い付いてくる小さな穴。 クパクパとした動きは誘っているとしか思えない。 ここにキスしたい。 舐めて、解して、指を突っ込んで…意識を飛ばすほど犯したい。 「…………ふろ」 やがて小さな声で呟く美里にニッコリと笑って見せた。 その表情はどこか期待しているように見える。 ほんとどこまでも淫乱で…そしてドM。 こんな姿、俺以外に見せらんないね… 仁科先輩。

ともだちにシェアしよう!