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恋人は今日も変態です。4(※)
「ん、あぁあ…!」
熱い塊が尻に侵入してくる。
散々舐められ、舌を突っ込まれ、指で掻き回され…
もう解す必要なんてないほどにぐちゃぐちゃになっていても、佐伯はそこを愛撫し続けた。
「ん、気持ちー…もってかれそう。」
「う、あ…!」
四つん這いにされ背後から抱き締めながら奥まで入ってくる佐伯の熱源。
あまりの存在感に仰け反れば、耳朶を強めに噛まれた。
強すぎる快感に息をするのを忘れそうだ。
そのくらい、今日の佐伯のセックスは激しい。
『風呂でヤる』とか言っておきながら、結局その場で抱かれた。
柱からは自由になれたが、未だに両手首は縛られたまま。
「あっん…佐伯、佐伯ぃ…デカ、い…!」
佐伯のぺニスはデカい。
見た目は俺よりもヒョロッとしてるくせに、中心にあるそこは立派すぎるほど立派だ。
いっそ凶器に近いイチモツを、我が身に受ける負担を考えて欲しい。
「っ、デカいの好きだろ?」
パンパンと腰を鳴らし細いが大きな手が胸をまさぐる。
男の癖に開発されきった乳首は、佐伯が少し触れるだけでも甘い痺れを全身に運ぶ。
「好き、、好きだから、アッ、これ解いて…痛い…!」
佐伯の突き上げに応えるようにブラブラと揺れる自身のぺニスは根元を強く縛られていた。
パンパンに張りつめたそこを細い紐が塞き止める。
血管が浮き上がりいつでも射精できるのに、渦巻く快感が出口を求めてどんどん暴れまわる。
自分でほどくことができないためイきたくてもイくことができず、無限の快楽地獄に恥も外聞もなく佐伯に懇願した。
両手首を縛られたままのセックスは初めてで、背徳感と自由を奪われたことによる不安感がさらなる快感を誘う。
「ローターで何回もイッてるんだから、もうちょっと我慢ね」
「ん、さわ、んな…」
愉しそうな声。
ゆるりと亀頭を撫でつつ意地悪くそう言われて、これからされることを期待してゾクゾクした。
佐伯とセックスするようになるまで知らなかった。
自分にMの気があるなんて。
ネコの素質があるなんて。
コイツがこんなにSっ気があることも、それがセックスの時だけ現れるってことも。
全く知らなかった。
「こーら、美里。考え事しちゃダメだろ?」
「ひん…!いった…」
硬く主張した乳首を強めに引っ張られる。
チリッとした痛みに体を捩るが、今度は甘やかすようにそこをユルユルと撫で、また強く爪で引っ掻く。
「苛めがいあるよね、美里の乳首。」
「ふっ、あ…あ、ん!」
何度も転がされ、引っ張られる。
しまいには取れてしまうのではないかと思うほどにそこを弄られ、飲み込めなかった涎が顎を伝う。
普段は先輩として丁寧に接してくるくせに、このギャップは卑怯だ。
「ね、ここだけでイけるか、ッふ、今度挑戦してみよっか?」
腰の動きはそのままに、耳元でそんなことを囁かれる。
余裕そうに見せて実は佐伯自身もう限界が近いのだろう。
上擦った色っぽい声に胸が苦しくなる。
「や、だ…ちゃんと佐伯のでイきた…ンアン!」
「かっわいー…そんなに俺のコレ好き?」
体を起こした佐伯に片足を持ち上げられ横向きにされる。
抱き込むように足を肩にかけ、腰をグルッと回された。
見上げた佐伯の顔が霞んで見える。
ああ…泣いてるのか、俺。
過ぎる快楽に顔はぐちゃぐちゃで、横には汚れた下着が落ちていて。
電池が切れたのか振動を止めたローター。
ロマンチックな雰囲気とは程遠い酷い有り様の状況と、涎と汗にまみれた自分。
ぶっちゃけ自分よりガタイの良い男が乱れたところで醜いだけだろうに。
なのに、愛しげに見つめてくるから。
「す、き…佐伯のチンチン、、、佐伯が好きだ…」
「っ!くっそ、可愛すぎんだよ…!!」
「う、あぁぁぁ!」
ガツガツと腰を振られる。
これ以上奥に入らないと思っていた、その先まで佐伯のぺニスに犯される。
「はっ、は…一緒にいこっか?」
「ん、ん、あっ…!」
長い指が根元を縛っていた紐にかかる。
コクコクと首を振る。
イきたい、佐伯と一緒に。
最高の瞬間を一緒に味わいたい。
「イッて良いよ、美里…」
「ひ、……!!!」
囁きと同時に訪れた全身をめぐる快感。
目の前が真っ白になるほどの強すぎるそれに、声も出せずに達したー。
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