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第118話 もう一度、指切りしよう。
笑ってください。僕は君と交わした約束を果たしに来たのですから。
君が帰ってこいと言ったから。僕は必ず帰るって答えたから。そうして指切りをして別れた朝がまるで昨日のことのよう。あの朝、君も僕も懸命に笑おうとしたけれど、やっぱり涙が溢れて仕方なくて、だから遠い異国の地で夢に見る君は、いつも少し淋しそうなままでした。再会の時には君の笑顔が見たいと、僕も笑顔を見せたいと、そう思って帰ってきました。
……僕のこと、思い出してくれた? 新しい約束をしてもいい? もうどこにも行かないって。頷いてくれるなら、もう一度、指切りしよう。
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古池十和さんには「笑ってください」で始まり、「指切りしよう」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば2ツイート(280字)以内でお願いします。
#書き出しと終わり
https://shindanmaker.com/801664
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