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出発前夜【銀】

「~♪」 服や宿泊券なんかは早々に準備を終えて(大人の)おもちゃ箱を漁り持っていくものを選別する せっかく温泉あるんやし温泉でヤってもええな~♪ 体中ピンクに染めて、息荒くして、くたぁっと逆上せたまなが時々びくっと体を跳ねさせるところを想像して思わずにやける そうやってわくわくしながらおもちゃを鞄に詰めてく 猛と健斗もヤるんやろか…? 何日か前に猛に電話した時、明らかに猛は健斗とのそういうことを意識しとった おもろかったからちょっと茶化してやった というか猛の姉貴の吉田センパイがなかなか面白い人やった 「もしもし~頬付ですけど猛いますか?」 「あー頬付くん?私姉の雫です、今代わるね~」 「………………なんスか…」 「あのさ~旅行いかん?2泊3日で今度の連休、福引で宿泊券当てたんよ」 「……………先輩とッスか?嫌です」 「オレかてそんなん行きたないわ、オレとまなとお前と健斗でや」 「紺庄先輩…も…ッスか…」 猛が唾を飲む音まで聞こえそうやった 背後で吉田センパイが騒ぎ出した声が聞こえる ………姉貴腐女子や言うてたな… 「………………お前ら、まだヤったことないやろ?」 「……………」 「やろ?」 「…………先輩に関係ありません」 「ないんや?」 「………………」 「お前らんとこどっちの家にも家族おるし今後なかなか機会もないんやろな~」 「…………………」 「ものごっつ気持ちええんやけどな~」 「………………家族が…許してくれるかわからないので…」 「姉貴に代わってみ?」 散々渋った猛を説得してセンパイに代わってもらい 「弟さんが健斗と初夜を過ごすために旅行行くの許可してください」って言ったらあっさり許可がでた というかセンパイ大興奮やった 「……………なんて聞き方するんですか!!!」 「許可、もらえたやろ?」 「そう言うことじゃありません!!!」 「っま、とにかくそういうことやから」 「ちょ…オレまだ行くって言ってないですよ!!!せんぱ……」 そこで切った とにかくあいつはなんだかんだ言ってくるやろ、そのうち健斗からメールさせてもええし… まぁ来なかったら来なかったでオレはまなと楽しむからええねんけど… そのままおもちゃの選別を続けた

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