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別の味も楽しみたい7※

「ん、んふっ…む」 「ん…至くんの口、超熱い、ね…」 「ひもひぃ?(気持ちい?)」 「はあ、ぁん…そこ、すごい…」 吐息と共に吐き出される、低く響く悩ましげな声が至の中心を刺激した。 竿を甘く咥え、裏筋を丁寧に舐めると、ピクンピンクと反応している。 ちゃんと感じてくれていると実感できて嬉しくなった至は、舌を這わせながら傘の部分まで登って行き、パクンと亀頭を咥える。 出し入れしながら舌で鈴口を抉るように愛撫すると、苦いようなしょっぱい愛液が濃くなり、光彦の味を覚えんとこくりこくりと嚥下する。 髪を掻き上げている光彦と目が合い、妖艶な笑みを向けられる。 そして、『上手だね』と褒めるかのように髪を優しく撫でられ、至は頭を擦り付けて犬のようにくうぅと声を上げてしまった。 「可愛い…至くんのまた勃ってきてるね。俺の咥えるのそんなに嬉しい?ビクンビクンして犬のしっぽみたい」 そう揶揄され、再び至の昂りに光彦の手が伸び、弱い先端を刺激された。 鈴口に指の腹を引っ掛けたり、先走りを塗りつけて穴を広げるように愛撫してくる。 「…っあ、ふぁ…んんぁ!」 「こら、口がお留守だよ」 「あ、んんぁ…!ら、って…やっ」 「ほらほら、いっぱい舐めてくれなきゃ次のご褒美ないよ?」 双丘を伝って光彦の右手が滑り降りてきて、ヒクヒクと動く蕾に指の腹を引っ掛けたり、押し込んだりして冷やかし程度の愛撫をしてきた。 「ん…あ、そこ…!」 「フフ、早く入れて欲しい?」 「みつひこさ、指、いれて…っ、いっぱい舐めるからぁ…っ」 腰を振って更に強請ると、やっと入れる気になったらしい光彦がはいはいと返事をした。 「大丈夫、今入れてあげるから。さて…こっちの具合はどうかな?」 唾液で濡らされた2本の指が、至の中に潜り込んだ。 (アイツの指とは違う…っ、太い…!) 秀司の指は長くて細く、スマートで、そんな所まで綺麗のかと思うほど嫌味な手だった。 光彦の指は長くて太くて、筋張ってて男らしい感じがする。 男らしい男に激しく抱き潰す勢いで抱かれるのが夢であるマゾの至は、更に期待と興奮を大きくしていく。 頭を撫でてくれる気持ちいい手は、今度は奥も気持ちよくしてくれるのだと思うと、嬉しさが増した。 「ほら、入ったよ」 その声音はお茶でも入ったのかと思う程、軽い調子で、数秒後、ただ指が入ったことを告げただけだったと分かった。 「や、ち、がう…」 「何が違うの?指、欲しかったんでしょ?」 「ううん、動かして…」 「何を動かせばいいの?」 「おまんこに入ってる…指、動かして…みつひこさぁ…っ気持ちいいの欲しい…っ!」 「んー、B+ってとこかな…」 至の懇願の仕方に判定を付けたあと、クスリと笑い、至の願いを叶えるべく指を動かし始めた。 「ぁあ…っん、ふぁ!」 「あぁ…上手、上手。もっと舐めて」 「んんっ!あ、んちゅ…んむ」 光彦の腰が揺れて余裕がなくなってきた。 それに合わせて更に奥まで咥え、舌を絡めて愛撫すると、光彦の甘い喘ぎ声が聞こえる。 至はそれに優越感を感じて、下の口をきゅんと締め付けた。

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