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変態たちの策略
『みっきー、早くおいで♡』
『みぃー、早く来いよー♡』
床で のたうちまわる俺を2人が呼ぶ。
『・・・・・・・っ、う・・・・うん・・・っ(泣)
今・・・・・・・行く・・・・・・・』
ああ・・・・・・・
ホント、恥ず・・・・・・・っ、
情けな・・・・・・・(泣)
しょんぼり、肩を落としドアを開ける。
────と、
『・・・・・・・んぶっ!』
なにか、でっかいモノに ぶつかった。
『・・いっ・・ててて・・・・・・・・、??』
な、なんだ・・・・?
こんなトコに
ぶつかるようなモノ、あったっけ・・・・?
『・・・・・・・え。れ、玲音・・・・・咲哉??』
顔を上げると そこにあった・・・・・いや、
居たのは玲音と咲哉。
・・・・・・・??
なにしてんだ?
2人とも・・・・部屋の前で。
つーか
コーヒー淹れに:1階 に行ったんじゃ・・・・・・
『んふふ♡
しょんぼりしてる みっきー、かわいー♡』
『ふはは♡
しょんぼりしてる みー、かわいいなぁ♡』
とか言いながら、また抱きついてくる2人。
『・・・・・・・へ??』
『俺たちが いつもみたいに触らないから
寂しかった?でしょ?』
『・・・・・・・・・・・・・は・・・・・・・
・・・・・・・はっっ////??』
『俺たちが いつもみたいに触らないから
不満だったろ?なあ?』
『・・・・・・・・・・・・・は・・・・・・・
はははははああっっ//////!?』
『ん♡図星だね♡』
『ふ♡図星だな♡』
『─────っっな、
な・・・・・・っっ
ンなコトねぇしっっ!!
ンなコトあるかっっ!!
バッカじゃねぇのっ/////?!
バーカ!バーカ!!』
『ん♡図星だね♡』
『ふ♡図星だな♡』
『・・・・・・・っっ/////!!
ち、違っ・・・・・・・違うって言ってんだろっ////!!』
『んふふ♡みっきーてば、クチ悪ぅ~い♡』
『ふは♡みーのソレは照れ隠しだもんな♡』
『・・・・っ、・・ぐっ・・・・//////』
『ん♡図星だね♡』
『ふ♡図星だな♡』
『・・・・・・・っ・・・・/////』
『じゃあ、期待に応えないと~♡ね?咲哉♪』
『ああ。まったくそのとおりだ♡な?玲音♪』
『・・・・・・・っ・・・・・/////!!!』
・・・・・・・・・や、
やられた・・・・・・・・・!!
さっきの は全部・・・・・
全部、計算ずく・・・・・!!
ワザとか・・・・・このヤロウ!!!
くっそぉぉぉ!
やられたぁぁぁ・・・・っ!!
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