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男前の変態。
『ふ・・・・っ、ん・・・や・・・だぁ・・・///』
なにこれ。
乳首にチョコ・・・・・
乳首にチョコ・・・・・・・
略して “ 乳首チョコ ”
なにそれ。
バカじゃないの?
バカじゃないの?
今、ぼんやりした頭で見えてるのは
嬉しそうに乳首にしゃぶりつく玲音の頭頂部。
なんなの、これ。
普通に生きていたら、チョコ乳首とか
あり得ない・・・!
どうしよう。
どんどん普通じゃなくなってる・・・!
『玲音、俺も 俺も♪』
『はーいっ♪』
『・・・・・・・・//////!』
この・・・・変態たちのせいで (涙)。
俺をラグの上に寝かせた咲哉が、目をキラキラさせて、いそいそと前に回り込んでくる。
抵抗したくても、好きなように弄られて蕩けた体は重くて 重くて、もう起き上がる気になれなくて、理不尽ではあるけど・・・ふかふかのラグに体を預ける。
なんか・・・汚したら 大変そう・・・。
知らないけど。
俺の知ったこっちゃないけど。
大体、勇気を振り絞って、恥ずかしいのをガマンして「触って」って言ったのに・・・・
なんでこんな事になったんだ・・・・。
チョコなんかかけないで
普通に触ってくれたら いいのに。
普通に・・・・・。
って、何を言ってんだ、俺は・・・///////
俺が望んでる「普通」は そういう事じゃないっつーの!
『いっきまーす♪』
自分の不憫さに思いを馳せていたら、玲音の能天気な声がして、たらたらと反対の乳首にもチョコソースが垂らされた。
『みー。いただきますっ!』
目を閉じ ピシッと、合掌する咲哉。
その姿は、男らしく、凛としていて カッコよく見え・・・・
はっ!
ち、違う・・・・・・!
違うだろ、俺───っっ/////////!
うう・・・・|||
変態のクセに カッコいいとか・・・・!
なんか悔しい・・・!
この、ムダに男前の変態め・・・・・っ (泣)。
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