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ユキのお仕事

この世界は何もかも違う 普通じゃない でもそれがこの世界の普通だから 文化も何もかも違う 常識って言う言葉が通用しない そんな世界に生まれた 私は妖怪の子供だ ユキと名前も貰った よく覚えてないけど 起きないと 仕事だ と欠伸をしながら伸びをする うう…腰痛い…やりすぎなのよ そう…聞いて分かるように 私が受けと呼ばれる類の者だ だるい体を起して 仕事の格好に着替えた やっぱり着心地良いな 凉(すず)のおかげね 着替えて 私の最初の仕事は ミルク…いえご主人様 を起こす仕事を任されてる 「おはようございますご主人様 そろそろお仕事の時間です」 起きない… なぜかしら? あ、もう…しょうがない ちょい悪戯する事にしてみた まぁ、ご主人様にとってはご褒美 だろうけど 軽く触れるだけのキスをする そうするとすぐに目覚めた 「おはようございます お仕事の時間です ご主人様」 「てかユキ体辛くないかしら?」 「ご心配なく 仕事のご支度をしてくださいませ」 仕事と言っても家やる仕事らしい 詳しくは知らないけど それで起したら 先輩の夢(ゆめ)さん 私の上司のココアさん ここ務めて一番長い愛結(あゆみ) に起きましたと言って報告する あ、愛結さん以外は男性だよ

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