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出会い:side 継⑦
「あぁ…詩音…かわいい…」
顔を寄せ吐息交じりにささやくと、一瞬 潤んだ大きな目を見開いた後、ふにゃり と微笑み、俺の頬に擦り付いてきた。
愛おしい。全身全霊で命を懸けて守ってやる。
Ωとは、何と庇護欲を掻き立てる生き物なのか。
一生離さない。
コイツが欲しい。全てが欲しい。
俺のを突っ込んでぐちゃぐちゃにしたい。
両手で頬を掴み舌をねじ込んで深い深いキスを交わす。
詩音が拙い動きで舌を絡めてきた。
うれしくてぎゅっと抱きしめる。
お互いの唾液を飲み合い、舌の感覚が麻痺しそうなくらいに長いキス。
詩音の身体が解けてきて俺に絡み付いてくる。
既に飛び出している紅い胸の粒に吸い付くと
「あぁっ!」
身を捩る詩音を組み敷いて夢中でむしゃぶりついた。
甘噛みすると「くふン」と啼く、何とも言えぬかわいさ。
しばし胸の粒に夢中になる。
「あっ、あっ、もう…ダメぇ…け…いっ」
喘ぎ声は俺を煽る媚薬にしかならない。
Ωの本能の欲望のままに、詩音は次第に乱れてゆく。
右手をそっと蕾に当てた。
びくんと身体を仰け反らせた詩音は一瞬身体を竦めたが、それ以上は抵抗しなかった。
くるくると蕾の周りを刺激すると、指先に粘着質の液体が絡まり、ぬちゃぬちゃと音を立てていた。
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