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第93話
「っ…や、だ…っ、見ないで、くれ…っ」
ぐしゃぐしゃになった顔を隠そうと、必死になって体を捩る。しかし、それによりナカの二人の位置がずれて、まるでねだっているかのように締め付けてしまう。
「折角来てくれたんだから、見てもらいなよ?可愛い顔も、下のお口も」
楽しそうに言いながら、閉じようとした僕の太股を大きく開いた。
「い、やっ!やめて…っ、やだっ」
「新谷くん、玲の『やめて』は『もっと』って意味なんだよ?」
南雲さんが、乱れた前髪をかきあげながら、昼間のような口調で新谷くんへ告げた。
「なんで…こんな…」
新谷くんの顔を見ないようにしているが、声音からとても戸惑っているのが分かる。
「昼間の君達があまりにも仲が良さそうだったから、俺達も玲との仲を見せつけたくなったんだよ。…こんなにえっちで、淫乱な玲を、君は知らないだろう?どうだい?男二人をやすやす飲み込んで、マドラーを尿道に突っ込まれながらもこんなに気持ち良さそうにしてる玲を見て」
「っ…」
新谷くんが息を飲む。きっと、圭史さんの言葉に合わせて、僕の体を見てしまったに違いない。
「ああ、そうだ、圭史。彼に玲の可愛い射精姿を見せてあげようか?」
「ん?…そうだな。新谷くん、玲がさっきから射精したがってるんだ。抜いてやってくれないか?これ」
「っ!?」
ピンと勃っている僕のペニスの裏筋を人差し指で撫でてから、先から飛び出ているマドラーを弾いた。
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