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第148話

ガチャっとトイレに人が入ってくる音がした。 慌てて口を閉ざす。 「っ、…」  何も言えず動けもしない僕に、クスリと後ろから小さく笑う声がした。 圭史さんの手は僕の肌に触れない。服を肩まで捲し上げるのみだ。  露出した背中に、フゥ…っと息が吹き掛けられた。弱い背筋をなぞられる。

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