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攻め彼相食む-3

「ちょ、おい、阿南っ?」 「ローションはないが……カウパーで濡れてるから大丈夫か」 「ふざけんじゃねぇ」 「……怖いのか、緒方」 「っ……別に怖いわけじゃ」 うつ伏せにされた緒方は目を見開かせた。 阿南と同じく未使用だった処女アナルに押しつけられる、カリ高ペニスの、凄まじい昂ぶり感に背筋がぞくりと粟立った。 まだ一度も射精していない、逞しく肥え太った膨張肉棒が、緒方のなかに……。 「ッッッ…………!!」 頑丈そうだからまぁ大丈夫だろうと、阿南は友達緒方の肉孔に一思いにカリ高ペニスを奥まで突っ込んできた。 抉じ開けられ感が半端ない。 どくんどくんどくんどくん、勃起肉棒が荒々しく刻む脈動を否応なしに骨身伝いに感じる。 「う……ぁ」 余りにも急で強引な挿入に緒方は下顎へ唾液を滴らせ、力いっぱいシーツを握りしめた。 かたちのいい尻丘がぴくぴく痙攣している。 突き出た肩甲骨の溝が汗ばんで薄闇に淡く光った。 「この……バカ、が……っ」 「……悪い、緒方」 「っ……あ?」 「もう、射精そうだ……」 「ッ、おまッ、本当ふざけんな、阿南、てめぇ……っあ……、ッ……!」 宣言通り、阿南は、緒方に挿入するなり達してしまった。 かたちのいい尻丘の尻たぶを大きな両手で鷲掴みにし、カリ高ペニスを武者震いさせたかと思うと、即座に種付け。 膨張しきっていた睾丸がせり上がり、張りつめた亀頭中心から勢いよく迸る精液飛沫。 「!!」 まさか自分が挿入され、その上中出しされるとは夢にも思っていなかった緒方。 黒ジャージをスタイリッシュに着こなすスタイル抜群な体がビクビクと波打った。 滴る唾液の量がより増してシーツに染みを広げていく。 「うあ、クソ……っマジかよ、てめぇ……この鬼畜……が」 「……我慢できなくて、つい」 「うっかりにも程があるぞ、阿南……ッ」 呼吸を上擦らせた阿南は深呼吸した。 まだピクピク痙攣している緒方の尻を掴み直す。 「……ここで……緒方のこと、よくしてやる」 射精したての、まだ恐ろしく硬度を保ったままのカリ高ペニスが、ゆっくり、前後に動く。 緒方よりも濃厚な精液汁を纏って、ぐちゅぐちゅ、ピストンを欲深く開始する。 「うわ……ッ?」 「まだ……もう少し」 「このバカが……っ」 ビキビキと青筋走る生肉棒がアナル内の肉道を行ったり来たり。 極太カリ首が前立腺を刺激して馴染みのない快楽を根深く生みつける。 換気の悪い体育館にいるときよりも体が熱を帯びてくる。 「あ……ぅ……ぁ……っ……っ」 「緒方……お前って……」 華奢からは程遠い、一般男性よりもしっかりした骨組みである硬質な肉体を持つ緒方。 肉食じみた性格で狙った獲物は逃がさない、致命傷は外さない。 そんな彼が腰だけを宙に浮かせてベッドに這いつくばり、抑えようのない嬌声を滲ませ、自分の汗や唾液で湿るシーツにしがみついて深い皺を刻んでいる。 「それ以上……言うんじゃねぇぞ、阿南……ッ」 一睨みすれば容易に他者を威圧することのできるその双眸は今、完全、涙目。 汗ばむ肩越しに阿南を苛立たしげに見据えてきた。 「……余計なこと言ったら殺す……」 ねめつけられた阿南は上体を倒し、緒方に覆いかぶさって、唾液滴る唇にキスを。 脇腹から潜らせた利き手で再び火照りつつある股間に露骨な愛撫を。 「……んぁ……っあ……また俺に中出ししたら……そんときも殺してやる……ッ……!」 「わかった、緒方……」 二度目の射精を強請るように亀頭に集中したピストンを施しながら阿南は緒方の尻奥でペニスを好きなだけ突き動かした。 これまでになく湧き上がる征服欲。 誰よりも雄らしい緒方をぐずぐずにしてしまいたい。 「じゃあ、俺のこと、殺していい」 奥の奥まで突き上げる。 誰一人知らなかった場所に征服の痕をつける。 「……あっ……バカ、が……ッ……クソ、ッ、あ、あ」 そして緒方が最も聞きたくなかった言葉を鼓膜に注いだ。 「かわいいな、緒方……」 「ふざけんじゃねぇ、次はどう考えたって俺の番だろうが」 「……あと二回」 「ふざけんな」 「じゃあ……三回」 「そういう意味じゃねぇよ、バカ」 おらおら体育教師と淡泊体育教師は全力でタチsideを死守しようとする。 哀れ、ベッドは間もなく寿命を迎える……。 end

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