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6.着席
キーンコーンカーンコーン…
「おーい、席つけー」
ガタンっ、ガタガタ…
「ほい、じゃあ、教科書14ページ開け〜」
「…………」
つまんな。勉強なんてせずとも出来る。
だって、公式とか暗記すればいいだけじゃん。
あーあ、人生無駄に過ごしてんなぁ…
「…あ、消しゴム落ちてる。はい」
「あ…ありがとう、」
消しゴムってどうやったら落ちんだろ。
道具を出してるから?それともわざと…か。
ま、んなことどうだっていいが…
「ん?おい、来殺ぁ〜。教科書出せ〜」
「なんで?」
「お前なぁ…教師だからってナメ過ぎだぞ、立て」
「…」ガタッ
「お前ら兄弟おんなじ事を言うな…〜〜〜」
あー、おっさんがなんか言ってる。あんな熱血に話されても聞く気ない。無駄。
「っとゆう事だ、分かったな?」
「…」コクッ
「よし、お前の方は物分りが良くて助かるよ、お前の兄ときたら…」
「兄は関係ないですよね?センセ?」ニコォ
「お、おう、済まなかった…よし、座れ」
なんで、邦が出てくんだよ。しかも、何気disってたし。あー、気分悪。
−−−−−−−−−−✾✾−−−−−−−−−
こんちゃ、わらばみです(。・ω・)ノ
…え?更新サボってた?いやー、気のせいじゃ…\(´・∀・`)/
…生粋の飽き性でさ、なんでも飽きるんだよね。そこだけは事実だから許して。ね?
✾次回✾
【不安】
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