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第61話
暫くして、笑いが収まった。でも気を抜くとまたツボに入ってしまうかもしれない。もう笑いすぎてお腹痛いんだ、出来るだけ笑わないようにしたい。
「あ、」
突然思い出した。 確か期限は今日までだったはず。
「どうしたの?」
「レンタル、今日までだ」
レンタルビデオショップで気になっていたホラー映画を借りて、返すのを忘れていた。
学校帰りに寄れるのに、いつも忘れてきてしまうのだ。
いい事思いついた!と先生は笑顔だ。
「お互いオススメのDVD借りて、見るっていうのはどう? 家に帰るまでお楽しみってことで」
「楽しそう!」
そうと決まれば、いつも行っているレンタルショップへ向かう。
家から大体徒歩15分ぐらいで行ける。
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