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第129話
あとは材料を鍋の中に入れて煮込むだけ。
ご飯はお昼の余りがあるから、たぶんそれで足りるだろう。
する事がなくなった僕はソファにダイブして横になった。
「ぐぇ...重い...」
「ははっ」
その上からアリスが乗っかってきて、重かった。
すぐに反転させられて、僕がアリスの上に乗っかる形になる。
「お疲れだね。楽しかった?」
「うん、楽しかった...でもやっぱり疲れるね」
アリスの身体に身を預けて、ぐったりしていると頭を優しく撫でられて、気持ちよくて眠くなってくる。
うつらうつらしていると、きゅっと軽く頬を引っ張られて起きる。恐らく寝るな、という意味なのだろう。
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