154 / 267

第155話

「白雪、」 「んー...」 体をユサユサと揺さぶられ、目を開けるとアリスがいた。 気持ちよくて眠ってしまったらしい。 最高に寝心地がよかった。 「夕飯19時に予約してるんだけど食べる?」 「うん...今何時?」 「18時30分だよ。起き際に食べたくないだろうから早めに起こした」 確かに起きて直ぐには食べられない。 グーッと伸びをして起き上がる。 もう外は薄暗くなっているが、海にはまだまだ人がたくさんいた。

ともだちにシェアしよう!