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第155話
「白雪、」
「んー...」
体をユサユサと揺さぶられ、目を開けるとアリスがいた。
気持ちよくて眠ってしまったらしい。
最高に寝心地がよかった。
「夕飯19時に予約してるんだけど食べる?」
「うん...今何時?」
「18時30分だよ。起き際に食べたくないだろうから早めに起こした」
確かに起きて直ぐには食べられない。
グーッと伸びをして起き上がる。
もう外は薄暗くなっているが、海にはまだまだ人がたくさんいた。
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