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第55話
疲れて眠ってしまった白雪をお風呂に連れていき、後処理をする。
気づいたらもう夕方になってしまっていた。
何時間行為に及んだのか...。
ついでにお風呂に入ってしまおうと服を脱ぎ、湯船に浸かった。白雪が溺れないように俺が後ろから抱き込むように座る。
本当はこんなに疲れるまでするつもりはなかった。
だけど白雪が可愛すぎてつい...。
『アリスの好きにして』なんて可愛いこと言われたら、誰だって止められないだろう。
可愛くて、愛しくて仕方がない。
俺をここまで溺れさせたんだから覚悟してね。
「愛してる。ずっと一緒にいようね」
そう呟いた言葉は白雪には聞こえていなかったけど、頬が少し緩んだ気がした。
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