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第82話

「大丈夫、ゆーくんは怖いけど酷いことはせんから。それよりこのお菓子どこの?めっちゃ美味しい」 「え、と...近くのスーパーのですけど...」 「へぇ!最近のスーパーは進化してるな~!あ、敬語やなくてもええよ!」 「う、ん..」 そう言うと満足そうに笑って僕の隣に座ってきた。 髪の色と同じ茶色い目が伏せられて、綺麗だと思った。 すべてのパーツが精密に計算されたかのように綺麗な顔立ちの彼はきっとモテるだろう。 「ん?どないしたん?」 「え、いや...お菓子好きなのかって」 じーっと見つめていたのがバレないように、咄嗟に話を逸らしたけど...バレてないよな... その問に、大きな目をキラキラさせて首が取れるんじゃないかと思うくらいにコクコクと頷いた。 「好き!大好きなんよ!」 「じゃあ今度一緒に作る?」 「うん!!わー!楽しみやわ~!!」

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