26 / 124
第23話
七瀬『呼ばれた穂波でーす☆
喋りだした瞬間静かになった。
物静かな見た目とのギャップとか
考えているのだろう。
すると僕より背が高い、
強面イケメンと金髪イケメンが
近づいてきた。
新武書記『君かいな?
えっらい美人さんやんけ~。』
今話しかけてきた人は
生徒会書記の金髪関西弁イケメンの
羽島 新武(はねじま あらたけ)。
榊会計『‥…。
無言で見つめてくる人がいる。
その人は強面イケメンの生徒会会計、
河田 榊(かわた さかき)。
なんか色々鋭そうなので気をつけなきゃ…
七瀬『新しく生徒会様の親衛隊長を
やらせていただきます
穂波です♡』
羽島さんは眉間にシワを少しだけ寄せ
不快感をだした。
新武書記『穂波くんさぁ、
勿体あらへんわぁ‥…その性格。
そない顔なら親衛隊長より、生徒会来るやろうと思うけど、媚び売りちゃんなら親衛隊長かぁ…どこの家の子なんや‥…?
理事長と同じ名字だけど
たまたま穂波‥…?
母型の旧姓とか?
気になるなぁ…
俺らには近寄らんといて。』
僕は貴方を好いてはいませんよ?
と心の中で言って口から出した言葉は
七瀬『ふふっ、親衛隊ですから貴方がたを守りますよぉ。』
ー僕は作り笑顔でにっこり微笑んだー
ともだちにシェアしよう!