54 / 124

第50話

そういえば、生徒会って同じクラスだけど… 仕事というか、叫ばれ過ぎてて来ないか。 そう思った矢先に、 ガラガラ… 新武『やっほぉー子猫ちゃんたちぃ!』 教室内『きゃぁーーーー♡新武さんだー!!!!』 教室内が一気に騒がしくなるも、新武はすぐに三雲を見つける。 新武『うぉーー!三雲!!』 三雲『ゲッ、来んなし!!』 新武『三雲が教室ってお久だねぇ。』   三雲『お前こそ…』 二人が話している間、僕が何してるかって? 寝た振りに決まっているよ。 この人はどうも苦手だからね。 ん、なんか視線が痛い…誰かに見られてる‥? 三雲『ナーナ君??寝た振りはいけないねぇ?』 七瀬『わきゃぁッ!?!』 いきなり首の後ろの襟を掴まれ、後ろに引かれる。 刺青が今日はピンチの日… そんな僕に憎たらしい声で返してくる。 新武『なーに可愛い声だせんじゃん。』 チッ、離せよ… 七瀬『可愛くないですし、襟をひっぱらないでくださぁい。』 この人が生徒会なの忘れてた。 新武『それ、作りキャラなんだろ?やめれば可愛気あるのに。』 七瀬『可愛気あったら困るし、作ってもないしぃ?』 ぶりっ子は欠かさず、あくまでツンと返す。 新武『あっそ、三雲〜抱かせて。』 三雲『ん?あそこ捻り潰すよ??』 新武『…おしごといってきまぁーす!』 そのまま逃げるように教室から出ていった。 三雲こわ…

ともだちにシェアしよう!