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第71話 スゲー……
埜
……
……
スゲー……
ヤバいくらい興奮してるな俺。
目の前にいる中が、一生懸命に俺のチンコをしゃぶっていて、その姿だけで十分イってしまいそうだ。
だー!マジエロいぃ……
初めはチロチロ舐めているだけだったのに、今は口いっぱいに咥え舌を使っていてエロ過ぎ……
普段の中からは想像できない姿に生唾ごっくんだ。
顔真っ赤にしてメチャクチャ可愛い奴!あー!今腰動かしたら中どうするかなー!
気持ち良すぎて、中の喉に押し込んでしまいたい。
大事そうに手のひらで包み込み、扱き口で愛撫してくれる中が愛しくて仕方がない。
「……中……マジエロ……ほらもっとしゃぶって」
「……ん」
「中のお口のなかスゲー気持ちいい……中ってさ……フェラ上手いのな?」
中が恥ずかしいと思う言葉をわざと言ってしまう俺って……意地悪だと思う。
中の反応を見たいということもあるけど、ただいじめたいだけなのかも……それなのに中のすべて面倒をみてやりたいとも思う。
でも思い返してみれば、そんなことを他人にしたいとか、してやりたいとか思ったことはない気がする。
中と一緒に暮らすようになってから、中の容姿に文句を言いイライラし嫌がらせみたいなことをしてきた。
初めは勿論あかの他人と家族となり、一緒に住むという事実、しかもこんな奴が俺の兄貴ってあり得ない!
超絶ムカついていたからしていたわけで……だけどそれが別の特別な感情に変わっていたと気がついたとき、戸惑うよりも妙に納得してしまった自分がいた。
どうして中に対してだけ、こんな言い方や意地悪な態度をとってしまうのか、それで説明がつくからだ。
あーよりによって同性にこんな感情もつ俺って本当おかしいしヤバいし?
この俺の気持ちを奪った中に責任とってもらわないと割に合わない。
この先俺以外の奴を好きになるとかありえないし、そんな少しでも可能性ある周囲の奴らと関わらせたくない……そう思うしさせないし。
中のサラリとした髪を優しく撫でながら、余裕が良くなっていく自分がいる。
それだけ中にしてもらうフェラは気持ち良い。テクニックよりも、この視界がヤバくて我慢出来なくなっている。
……中をもっと興奮させたい……乱れさせたい。
じわじわとそんな欲が沸きあがってきてしまう。
腰を動かし出し入れする。もう高ぶる快感を抑えることができなく、そのまま欲望を吐き出した。
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