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酔っ払い空くん③
言っているそばから、空がシャツを勢い良くバサッと脱ぎ捨てた。
「そ、空!?」
俺の目の前に未成熟な裸体が現れる。
いつもの白い肌は、アルコールのせいで桜色になっている。
つーか、さすがの俺も動揺するんだが…
こいつのこの変わり様はなんなんだ!
「ふぁー、ぬいだらちょっとさむいかも~」
「え、じゃあ、着るか?」
「んーん」
空はふるふると首を振ると、いきなり俺の胸に飛び込んできた。
「ぴよしさんが…空のことあっためて?」
―パキッ
俺の中のわずかな理性が一気に砕ける音が聞こえた。
俺は空をぎゅーっと抱きしめると、そのまま姫抱きにして、寝室に連れて行った。
そのままベッドにぽんと空を仰向けに落とした。
「ひゃんっ」
空は可愛い声をあげて子供のようにキャッキャッしていた。
勢い良くズボンと下着を剥ぎ取り、空に床ドンならぬベッドドンして言った。
「後悔すんなよ?」
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