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波乱の予感
「うっ・・・ん、ん」
首から滴り落ちる水滴が、火照っ肌に心地いい。
「皆木家に来て、二番目に嬉しかったことは、浴槽が大きかった事。お陰で、三人で入れる」
「かなり、窮屈だけどな」
「この密着感がいいんだろ⁉」
二人とも、この状況の中、普通に会話を交わしている。
僕は、お湯を張った浴槽のまん中に立っていて、前と後ろ同じに、二人に好きなようにされてる。
「あっん、やぁん、海斗しつこいのやぁだ」
すでに、二回、海斗の口の中に吐精させられてるのに、亀頭が、ぐっぽり彼の口にはまって、
チロチロと撫でられれば、先端からは、また、蜜が溢れ落ちる。
「もう、出ない・・・のに・・・ひゃぁん!!」
一樹さんの舌が、小さなシワ袋をネロリと舐め、口に含んできた。
「あ、あ、あ・・・ん」
下腹部が抜け落ちるくらい、気持ちよくて、立っているのもやっとなくらい。
ふらついた僕を、一樹さんの逞しい腕が、しっかりと後ろから支えてくれた。
後ろの秘めた蕾は、美味しそうに一樹さんの指を三本飲み込み、ぬぷりっ、ぬぷりっと、ナカを攪拌されるたび、悦びのあまり、ぎゅっーーと、締め付け、その度、腰が痙攣し、嬌声が、浴室内に響き渡る。
ーーこんだけ、声出してたら、おじさんたちに聞こえるかも。
慌てて、口を押さえるもの、殆ど、意味をなしてない。
「え⁉待って」
一樹さんの舌が、ねろーーと、僕の肉茎を舐めてきた。
海斗と交互に、陰茎を擦られ、しごかれ、一気に高みへと登り詰める。
「あぁ・・・っ、もう・・・んあぁ‼」
ビクビクと、体が一際大きく痙攣する。
直前に海斗が、口を離し、一樹さんの口に、ほとんど色をなしていない蜜が放たれた。
それを、一樹さんは、美味しそうに飲み干すと、ずるりと、後ろの蕾から、指を引き抜いた。
「もう、無理」
はぁ、はぁと、肩で息をしながら、どさっと、海斗の膝の上崩れ落ちた。
「まだ、挿れてないのに!?」
「海斗が、しつこい過ぎるの‼」
「健全な青少年が、明日から、暫くお預けくらんだよ。本当は、毎日でも、ナオとしたいけど、仕事に差し支えあるだろうからと、これでも、俺達我慢しているんだよ」
そんな、ウルウルした目で見ないでよ。
「ナオ、俺と、海斗、どっちのが先に欲しい⁉」
チュッと、耳朶に、一樹さんの唇が触れ、甘い声で囁かれて、体が、ぴくんと跳び跳ねた。
「二本差しってもあるみたいだよ」
「二本差し・・・⁉」
「俺のと、一樹のを一緒に、ナオのナカに挿れるんだよ」
えぇーー‼
二人のおっきいのに、無理無理無理!!
ぶんぶんと、頭を振ると、
「そのうちトライしようか」
満面の笑みを浮かべてきた。
こ、怖いよ。
海斗が・・・怖いよ。今すぐ、逃げてもいい⁉
「だめ」
海斗にはお見通しで。
ふわっと、湯面が揺れて、お湯よりさらに熱いのが、後ろの蕾にあてがわれた。
「もう、無理!!」
抵抗しようとするも、狭くて、身動ぎさえ出来ず。
ズルズルと、ガチガチに昂る海斗の雄が、一気に押し入ってきた。
「ひぁぁぁん‼」
体を仰け反らせると、僕の陰茎の先っぽからまた、蜜が零れた。
「挿れただけで、イクなんて、凄い」
一樹さんの指が、海斗の雄と共に、挿ってくる。二本、三本と。
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