初めは細かく腰を振って馴染ませていき、徐々にグラインドを大きなものにする。その間にも、｢もっと、もっと｣と言いながら自ら腰を揺すって大きく動けとアピールするもんだからいささか乱暴に腰を引いて、今度はそのまま強く突き入れた。 ｢ああんっ！今のとこ、奥っ！おくぅっ……！ぜんりつせんっ……！もっと、先生のでごりごりしてっ……！｣ 俺は自らの快楽を夢中で貪ろうとする姿に強烈な興奮を覚え、膝立ちになって高瀬の腕を引っ張り上げ、腋に腕を通してがんじ絡めにするようにしてもっと奥を貫いた。 ｢ああんっ！だめ、だめっ！深、すぎるぅっ！あ、あっ、ふぅんっ｣ あれだけ求めてきたのに、今度は逃げ腰な身体を逃がさぬようにさらにがっちりと固めて、肌同士がパンッ、パンッとぶつかり合う音が響くくらいに一心不乱に腰をぶつける。 だらりと力が抜けた身体をこちらに引き寄せ、顎を掴み上げ強引に唇を奪う。いやらしく紅い唇に吸い付き、舌を絡ませ、時に吸い上げ、口の中を余すところなく弄ぶ。 ｢んっ！んっ！んっ！んぅっ……！んぅっ、んんーっ！｣ このままでは窒素する、という間際に唇を解放し、酸素を吸わせてやる。 それから、喘ぎながら必死に呼吸する喉仏に食らいつくようなキスをした。