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「可愛いくおねだりしてみせろ」 「出来るか!」 そっと前を撫でられ、後ろに入ってる指をゆっくり動かされる 「……あ……」 もどかしい…… 体中が熱くなる 緑川は優しく体を撫でてきた 肩、背中、足 体がゾワゾワする 腰のラインをなぞられると我慢できず、体がビリビリ震えた 「言わないと、ずっと、このままだぞ?」 「言わない!」 「ふーん?」 「……っ」 「じゃ、風呂あがろ」 あっという間にシャワーで泡を落とされた コイツ…………! こんなとこで、やめるとか…… 負けるもんか! 風呂からあがると体が火照る 媚薬が効いてきた……… 「一緒に寝よ」 そう言って寝室に連れて行かれる 体が熱い…… ……触りたい…… 布団で横になっても、欲望は収まらない 「はぁ、はぁ……俺、トイレ……」 「お前、自分で抜く気だろ?駄目」 「う……っ……」 服や布団が擦れるだけで、反応してしまう もうダメ 頭がおかしくなる……! 触りたい! 出したい! 「如月?……言って」 「くそ!お前なんか……大っ嫌いだ!」 「可愛くねーな」 急に前と後ろを同時に激しく、攻められる 「あっ、ん!……んぅ」 あっという間に体は高ぶっていく イキそうになると、手を止められた …………また、寸止め! 鬼か……! 緑川の長い指が俺の唇をなぞる 「おねだりできたら、いかせてあげる」 こんな奴に屈したくない でも……… 震える体で口を開いた

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