「碧は最近、素直だね」 「別に」 「よしよし。いい子だね。碧」 嬉しくて碧を抱きしめる 頭を撫でると、何か言いたそうにしてた碧がフッと笑った …………最近、よく笑うようになったな 俺を見る　少し恥ずかしそうな顔 抱きしめても前ほど嫌がらない その日はやらずに一緒にTV見たり、ゲームしたり、二人で布団でゴロゴロ昼寝もした やってばかりだったけど………… こういうのも悪くない くっついてると温かい……… ベッドで抱き合ってたらふと目が合った 「環……」 「ん？」 赤い顔して俺を見てる 何か言いたそう………… 「なんだよ？」 髪を撫でながら頬にキスをして、碧を見つめた 「碧？」 頭をなでると、碧は少し不安そうな顔をしてた …………どうしたの？碧 何か言いたそうにしてるけど、碧は口を開かない 不安に揺れる目 俺の肩に碧が顔をうずめてきた なんだろう？コレは……… 碧が自分からこういう事するなんて…… 「…………どうしたの？今日は甘えん坊だね」 優しく抱きしめたら、碧にギュッとされてドキドキしてしまう 今までたくさんの人と付き合ったり関係を持ってきた 俺、知らなかったんだ…… 抱き合うだけで、こんなに幸せを感じるなんて…… 大事にしたい………… …………大切にしたい 愛しい碧 言葉でなんかでは言い表せない 言ってしまおうか 俺の気持ち……