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(Side晴也)

鈴「んふふー……」 晴「ちょっと……髪の毛で遊ばないの……」 はぁ、まったく、さっきから可愛い行動ばっかしやがって…… ほんとうはαの頭を触る行為は群れを馬鹿にする行為に当たったり、α本人をバカにする行為に価する だが……鈴だと許せるのは…… 俺が鈴を愛しているからだろう…… 絶対に気づかれてはならないこの気持ち…… だってこいつは……優人のことが好きだろうから…… 仮にもう好きではなかったとしても 俺と優人はタイプが違いすぎる 好きになってもらえるなどありえない………… 体だけでも手に入れたい…… そう思う奴もいるだろう…… だが、俺はそれをしたくない…… 俺達がΩと性交するということは いわばマーキングに近い 要は、Ωがほかの人を恋愛対象としないように ブリーリング、いわゆる目隠しをαにされた状態になるからだ だからなるべくその方法は使いたくない だが……………… 背中に乗せているとわかる、鈴の小さなあつい塊 それを時折、腰を振り、すりすり押し付けてくるものだからたまったもんじゃない…… 鈴……頼む…………煽るな……………… そう願ったそばから……鈴は俺を煽ってくる 鈴「晴也………………」 晴「なに、鈴」 鈴「……………………好きぃ…………」 晴「…………はぁ………………」 勘弁してくれ……鈴…… 静まれ、俺っ………… そこからしばらく無言が続いた さっきまでうるさいほど喋っていたのに…… なんだよ、なんで黙り始めた……? 気になり、首をひねり後ろを見ようとすると…… 鈴「だめっっっ」 晴「いってぇっ!!!」 鈴が容赦なく俺の首を曲げた

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