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(Side晴也)
晴「………………だが、Ωいたか……?」
俺がそう言うと遥が呆れたようにため息をついた……
遥「あのね……君1回迫られたことあるでしょ
如月さんだよ……」
晴「あいつ?…………そんなこと…………」
遥「するような子じゃないってなんで断言できるの
発情Ωはなにするかわかんないよ……」
遥いわく
如月華[きさらぎはな]は弓道部マネージャー
そして、優人は弓道部だ………………
その2人にタッグを組まれると厄介だ
遥「だから、これから君の警護を強化するから」
晴「……鈴は……?」
玲「鈴が狙われることはない
それに、お前らが離れることはないだろう……?」
晴「当たり前だ……」
そうだ……二人とも襲われないためには
お互いを監視しあえばいいのだ……
鈴……自由にしてやれなくてごめんな…………
遥「そこで、もうひとつ提案がある」
晴「………………………………なんだ」
遥「理事長に番申請をだせ」
晴「…………番申請……」
番申請とは
その名の通り番であることを学校側に申請することだ
申請をすることで学校に2人が番であることが正式に発表される
番申請をすることで得られる効果は3つある
1つ目は番申請をしたαにフェロモンレイプをした際、普通のフェロモンレイプより重い罰が課せられる
2つ目は鈴に発情期休みができること
3つ目は鈴に産休ができることだという
晴「そ、そんなのあるのか!?」
遥「君さ、学校開催のαの集まり行ったんだよね…?」
晴「い、いった……」
遥「なんで知らないわけ!?」
晴「わ、わるい……」
玲「まぁまぁ、そう怒るな、遥」
は、遥に叱られた…………
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