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(Side晴也)
ガラガラ……
晴「りーん?…………え、どしたの」
そこには席にうつ伏せになり弱々しくなった
鈴と朱雨がいた…………
晴「なに、どしたの」
玲「当然の報いだ……」
晴「あー、なんかやらかしたのね?」
玲「…………俺の女装について語ってた」
晴「わぁお笑」
がっつり地雷を踏んだらしい…………
ま、慰めてやるか……
鈴の近くの席まで行き、鈴を抱き寄せた
晴「りぃん、膝くる?」
鈴「……………………いくっ……」
向かい合わせに座った鈴を見てみると
泣きそうな顔でこちらを見ていた…………
なにがそんなにいやなんだ……?
晴「で、なんでそんなに悲しそうなんだ?」
朱「助走させられるんだ……文化祭で……」
晴「玲……………………」
玲「……………………なんだ」
晴「よくやった………………」
玲「……1万でお礼もらってやる…………」
晴「こちとら金欠じゃボケ…………」
最高だ…………鈴の女装……むふふ…………
ニヤニヤしていると思いっきりほっぺを引っ張られた
晴「ひん……いひゃい………………」
鈴「しるかっ………………ばか……」
晴「かわいいなぁ…………」
頬は痛いままだが、鈴のばか、が聞けたのでよしとしよう
あぁ、俺の番可愛すぎる………………
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