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「智駿さん、こんにちは」
「こんにちは」
例のAVをみてから数日。ようやく、智駿さんに会える日がやってきた。あれからというものの、俺は毎日一人エッチして、がんばっていた。だから、今日はいつもよりも智駿さんに喜んでもらえるかなって、ワクワクしていた。ずっと智駿さんのことを想って一人エッチしていたから、ようやく智駿さんに触ってもらえるっていう嬉しさも、ワクワクのひとつだけれど。
今日も智駿さんの家にあがってからはくっついてごろごろしたりして、しばらくはのんびりと過ごしていた。
智駿さんの首すじとか、指先とか、腕の筋肉の筋とか……そこをみたり触ったりしているとドキドキしてくるのはいつものこと。それから匂いも、俺の身体を熱くする。今日は智駿さんのことをエッチで喜ばせることばかり考えているせいか、発情しちゃうのも早かった。智駿さんの腕に抱きつきながら、自分の身体がエッチ仕様に変わっていくのを感じる。シャツの下で乳首が勃ってきたし、お尻の穴がひくひくし始めたし。たぶん今なら……キスで即イクと思う。
「梓乃くん、ほんとわかりやすい」
「……やっぱり、わかりますか……?」
「雰囲気だけで梓乃くんがエッチなこと考えてるのわかるよ」
智駿さんが俺の顔を覗き込む。俺、今どんな顔をしているんだろう。やらしい顔をしているのかな。智駿さんが欲しくて欲しくてたまらないって顔、してるかな。智駿さんが微笑みながら俺の頬を撫でてきて、俺はうっとりとしてしまう。
「今日は梓乃くん、こういう気分になるの早いんじゃない?」
「……だって……ずっと、智駿さんのこと考えて一人でしてて……」
「そっかそっか、僕に触って欲しいんだね」
智駿さんの手が、俺の胸にぴたりとあてられる。そして、くるくると手のひらで大きく撫でてきた。シャツの下で乳首がくにくにといっていて、ぞわぞわとしてくる。ふるふると震え始めた俺を智駿さんはたのしげに見ていて、俺は感じているときも顔に出やすいんだなって思った。
しばらくそうやってじりじりと胸を責められて、乳首がこりこりになってきた。智駿さんはシャツの上からそれを感じ取ったのか、ふと手を離して、そして指で……ぴんっ、と乳首を弾いてくる。
「あぁんっ……!」
――あ。
しまった、うっかり声が出た。
だめだ、智駿さんは声を我慢するのがいいから……。せっかく練習したのに、声を出してしまったら意味がない。
「ふっ……ぅっ、んっ……」
また、ぴんっと弾かれて、今度こそ俺は声を堪えた。瞼と唇をぎゅっと閉じて、智駿さんに縋り付く。びくんっと震える俺の身体が面白いのか、智駿さん何度も何度も乳首を弾いてきて、俺は声をこらえるのに必死だった。
「んっ……んっ、……んっ!」
なんで……なんで智駿さんに触られるとこんなに感じちゃうんだろう。乳首に媚薬を塗り込んで自分でぎゅーぎゅーひっぱったときよりも、こうして智駿に軽く弾かれるほうがずっと感じてしまう。弾かれるたびに大袈裟に身体がビクンッ、ビクンッ、って震えて、そして脚がガクガクと言い始めて……気持ちよすぎて、パンツのなかがびしょびしょになっているのがわかるくらいチンコからだらだらとエッチな汁が溢れていた。
「可愛い、梓乃くん。ね、胸、みせて」
「ん……」
とろんとなった俺の頭を、智駿さんが撫で撫でとしてくれる。俺は気持ちよくてとろんとなりながら……シャツを、くいっとたくしあげた。シャツの下からピンクに膨らんだ乳首が現れて、触って触ってと存在を主張している。自分で服をたくしあげてこのいやらしい乳首をみせるのは、恥ずかしい。
「そう、いい子。梓乃くん、胸、反ってみて」
「んっ……」
「そうそう……いやらしいね」
「あっ……んぁっ……」
言われた通りにぐっと上半身を反らすと、乳首が上向きにツンと勃った。智駿さんはそんな俺の乳首を、根本からきゅうっとつまみ上げる。ぷっくりこりこりに膨らんで勃っているのに柔らかい俺の乳首は、智駿さんが指でくにくにとすると素直にぐにょぐにょと形を変えていた。乳首をこねくり回されて、俺はもうたまらなくなって、蕩けたような声が漏れそうになってしまう。
「あぁっ……う、……んんっ……」
「可愛い」
「んーっ!」
声でちゃう……!
俺は慌ててたくしあげたシャツをぱくりと咥える。
「あはは、なあに、それ。すっごく可愛い。僕のこと煽ってる?」
「んーっ……んんーっ……!」
ぎゅうっとシャツを噛めば、なぜか智駿さんはそれを「いい」って感じたみたいで。俺がシャツを噛んだまま上目遣いに智駿さんを伺い見えれば、智駿さんはいつもの熱っぽい瞳をしていた。この目をしているときは、智駿さんが俺をいじめたおしたいって思っている時。俺を愛でたいって思っているとき。智駿さんは口元では優しく笑いながら、俺の乳首をぐいぐいと引っ張っていじめてきた。
「んんっ……! んーっ……!」
「ほんと、梓乃くんの乳首は敏感だね。触ってて楽しい」
「んんー……」
ぴんっ、ぴんっ、と跳ねてきたり、ぎゅっと引っ張ってパッと離してみたり。智駿さんは俺の乳首でたくさん遊んだ。俺の腰がびくんびくんと前後に揺れ始めて、絶頂が訪れる。ぎゅっと手先とつま先をまるめて、俺は智駿さんに乳首をおもいっきり引っ張られながら、イッた。
「ふっ……うっ、ぅん……!」
「あは、梓乃くんのイってるときの顔、何回みても可愛い」
「んんっ……!」
イって、ビクンビクンしているのに智駿さんはまだ乳首をいじくってくる。そんなことをされると俺は断続的にイってしまうわけで……咥えているシャツが唾液でべたべたになってくる。
智駿さんは片方の乳首をいじったまま、俺のズボンを脱がせてきた。するするとがされて下半身を覆うものがなくなくと、勃ちあがったチンコがぷるんっと姿を現す。案の定濡れていて、チンコはぬらぬらとテカっていた。
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