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「や……」
「みえる? 自分のお尻。すっごくヒクヒクしてる。がんばって我慢していたんだね」
「は、はずか、し……や……」
「恥ずかしいって……僕はいつも、梓乃くんのここ、みてるんだよ?」
「ほら」そう言って智駿さんが俺の身体を軽く揺する。俺は鏡に向かってアソコを突き出しながら、必死にチンコを掴んでいた。このままだと、でちゃう。ゆっさゆっさって身体を揺すられて、振動でなかが刺激されて……またイッちゃう……!
「だしていいよ、梓乃くん」
「ふ、あ……」
「ここならお湯を汚しちゃうこともないし、ね?」
こんな、鏡の前で脚を広げてだしちゃうなんてできない……そう思ったけれど、もう身体は限界に近い。出したくて出したくてたまらない。
俺は欲望に負けて、チンコから手を離す。そうすると、智駿さんが思い切り俺の身体を揺すってきた。脚をぐっと広げてお尻の穴をヒクヒクさせて、……そしてユサユサ激しく身体を揺すられて。
「あっ! あっ! あっ!」
頭の中がさーっと真っ白になって、奥の方がいじられてもいないのにヒクヒクッて激しく収縮して。身体が硬直して、もう俺は……
「いくっ……あっ……! いくっ、いく……イッちゃう……!」
ださなければ、いけなかった。我慢なんて許されなかった。ぷしゃーっと激しく、潮を吹き出してしまう。精液じゃなくて、潮がでてしまった。思い切りそれは俺の映っている鏡にかかって、もう大変なことになってしまう。
「あ……あぅ……」
「梓乃くん、すっかり潮吹きできるようになったよね。可愛い」
「あ……あ……」
思い切り潮を吹いたあとも、しばらくぴゅっ、ぴゅくっ……って潮がでていた。俺のアソコはびしょぬれになって、ぽたぽたと汁が床に落ちてゆく。
「う……」
「気持よかった?」
「はい……」
潮吹きが落ち着くと、智駿さんが俺を降ろしてくれた。俺は潮吹きの余韻に浸ってぼーっとしながら、自分の濡らした鏡に手をつく。
潮吹きって、気持ちいい。頭が真っ白になって、すさまじい解放感が一気に押し寄せてくる。自分がすごく恥ずかしいことになっているなんてどうでもよくなって、全神経がその快楽に集中してしまう。だから潮吹きの後は何も考えられなくて、ただ火照る身体を冷ますために何かにすがりつくことしかできない。俺は鏡に、手をつくだけではなくてぺたりと上半身をくっつけてしまっていた。
「そんなに鏡にくっついたら、梓乃くん汚れちゃうよ? せっかくお風呂はいったのに」
「ん……」
智駿さんが俺の後ろで、くすくすと笑う。たしかにそうだ。鏡には俺のだした潮がだらだらとついてしまっている。こうして上半身をぴったりとくっつければ俺の身体は汚れてしまうわけだ。
「ほら、おいで。洗ってあげるから」
智駿さんに呼ばれて、俺はゆっくりと振り返る。そうすれば、智駿さんが俺の身体にシャワーをかけてきた。
「んっ……」
そして、濡れた身体にボディソープをつけてゆく。腕と、肩と……そして、お腹と胸。お腹と胸を智駿さんは丹念に泡を立てていた。くーるくーるって優しく丁寧に撫でてきて、その優しい手つきに俺の身体は反応してしまう。ぴくんっ、ぴくっ、て身体を洗われながら、俺は震えていた。
「梓乃くん。僕の身体も洗ってくれる?」
「はい……」
「身体をつかってね。その泡だらけの身体をつかって、僕の身体も洗って」
「からだ……」
身体を使うって、どういうことだろう。ちょっと考えて俺が思いついたのは……
「ん……」
智駿さんに正面から抱きついて、密着。そして身体をゆっくり上下に揺らして、俺の身体をスポンジ代わりにして泡をたててゆくことだった。
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